初めに、「大切な話をするよ」と、意識してほしいことを話しました。１つ目に話したことは、「命」です。命に関わることは、全力で向き合います。危険なことは、もちろん、言葉も命に係わる大切なことだよと話しました。２つ目は、「何にでも、まずは挑戦してみること」です。「えー」「やだあ」など、初めから言わない。「まずはやってみよう」「面倒でやりたくないな」と思っても、口に出さないでおこうと話しました。

　その後、学校探検を少しだけしました。学校のルールを聞きながらの探検です。「グリーンゾーン（保健室前や校長室、職員室前の廊下）では、静かにしなければいけないんだけど、どうしてかな？」と聞くと、「怒られるから」と即答してくれた子がいました。「本当に怒られるからしないの？」と聞くと、他の子が「うるさいと迷惑になる」「うるさいと困る」と話してくれました。「怒られるからしないのかな」ともう一度聞くと、てへっと笑っていました。そうではないことに気づいた顔でした。「怒られるからしない」では、「何も考えていないことになるよ。そうではないよね」と、意味があることを確認することができました。

　探検の最後には、体育館に行き、バスケットボールをしたり、ボールを投げたり、ろくぼくにのぼったりして、体を動かして楽しみました。