今日で2学期が終わりました。8月下旬から始まったこの4か月を一言で表すならば、「思い知る」という言葉なのかなと感じています。 上越市親善陸上大会では、実際にあの場に立った者にしか分からない喜びや怖さを実感しました。「上には上がいる」ということは、誰もが知っていることです。しかし、それを「頭」で理解することと、あのトラックに立ち競技することで「心」で実感することには何倍もの違いがあります。また、あの場で自分にできることに全力で取り組んだからこそ、友達からの励ましや支えのありがたさも心から感じることができました。 音楽発表会は、「本気」がテーマでした。気恥ずかしさが先に立ち、なかなか歌声が響かなかったり、演奏に元気がなかったりした子どもたち。でも、何度も何度も話し合い、次第に本気の歌声、本気の演奏ができるようになってきました。そして発表会本番。自分たちにできることをすべてやり切り、会場の皆さんからアンコールや大きな拍手をいただくことができました。「突き抜けた」からこそ感じることのできる景色を見ることができたのではないかと思います。 キッズフェスティバルでは、こちらからは細かいことはほとんど言いませんでしたが、最高学年として自分にできることを考え、心と体をフル回転させて準備に取り組む姿は見事でした。6年生としての責任感と下学年へのやさしさを随所に感じました。 様々なことを経験し、「思い知る」ことで成長してきた子どもたち。明日から始まる冬休みでも、様々な経験を通して、家族で平和に年を越せることのありがたさや、家族の一員としての自分の果たすべき役割などを「思い知る」日々を送るのだと想像します。病気やけが、事故には十分注意し、安全で楽しくお過ごしください。1月8日に、元気な子どもたちと会えることを楽しみにしています。
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