
11月の総合的な学習の時間は、「吉川で暮らす幸せ」と「夢を叶える生き方」を考える活動を展開しています。 吉川に移住し活躍されている方々から移住の経緯やお仕事についてのお話を聞く機会を設けることにしました。 大賀地区にお住まいの谷内美名子さんは、ご夫妻で吉川へ移住されました。移住の際、一旦はパタンナーの仕事を続けることをあきらめたとのことですが、これまでの仕事で培った技術や人とのつながり、吉川の地での新たな発見をもとに、現在は、「パタンナー」「農業」「もんぺ製作」などいくつものお仕事を、吉川や東京で展開していらっしゃいます。 当日は、服のデザインが形(立体)になるまでの様子を実際に実演してくださいました。そして、「この仕事で食べていく」と決意し、自分の夢をどのように実現させてこられたのか、人生の岐路に立った時に自分を支えるものとは何なのか、都会では感じることのできない“吉川で暮らすこと”の豊かさとは何なのか、様々なことを話してくださいました。 谷内さんのお話をお聞きして、「都会だから」「吉川だから」と暮らす場所で自分の可能性を限定するのではなく、「自分らしく生きる」ということを大事にされている方だと感じました。そして、「自分らしく生きる」とは、生き方を一つにしぼることではなく、複数あっていい。いろいろなことに興味をもって生きる方が豊かに生きることができることを伝えてくださっていると感じました。
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