
「10より大きい数」の学習から、「私が集めてきた箱の数をみんなで協力して数えてほしい」という課題を出しました。はじめそれぞれ集まって、箱を積み重ね数を数えていました。「箱が倒れそうになったら、隣にまた積めばいいかな」「同じ箱を集めればいいかな」「大きさを同じにすればいいかな」など、いろいろ話していましたが、自分の近くの箱を集めて数えることができても、全部の箱の数は数えることがなかなかできませんでした。 そこで、みんなで話し合うと、「足し算する?」「まだできない」…「並べたほうが数えやすい」など出た後に、「10にすればいいのでは?」という考えが出てきました。「確かに」と納得してそれぞれ10個ずつ箱を集めていると、4人の子が9個しか集められません。動きが止まる子どもたち。「みんなで協力して、全部を数えらればいいんだけど」と言っても、自分が集めた箱を分けて10個ずつのかたまりにすることが難しかったですが、なんとか10個ずつに分けると残った箱が7個。一瞬10じゃないけど、、、という空気が流れましたが、10、20、30…と数えていって、「バラが7個だ!合わせて87個!」と落ち着くことができました。10のかたまりが便利なこと、みんなで協力することを学べていればいいなあと思う授業でした。
|