6年生__

あおぞら No.2

最高学年として



 4月8日(月)は、入学式がありました。式の前に学級で「入学式の場で(1年生や保護者・地域の方々に)どんな姿を見せるのか」を考えました。その際に子どもたちから出てきたのが、右の写真の言葉です。
 キーワードとして出てきたのが、「最高学年として」という言葉です。「最高学年として礼儀正しくしたい」や「最高学年としての正対(する姿勢)」「最高学年としての挨拶」など。普段の何気ない行動すべてに「最高学年として」という言葉がつく。子どもたちにはそんな意識が力強く芽生えています。また、「静かにする」という言葉も印象的でした。「静かにする」とは「何もしない」ということではなく、場に応じた公のマナーとして、強い意志をもって、静かに“する”のです。
 入学式本番での態度はすばらしいものでした。式の後に書いた作文の中には、「みんなのお手本になるような姿勢で静かに座っていられた」「校歌を間違えないように1年生に伝えることができた」などと書かれており、自分たちが思い描く「最高学年」像を一人ひとりが精一杯発揮することができました。



 4月10日(水)からは、登校後の1年生の朝の支度の手伝いを始めました。登校した子どもから次々と1年生教室に集まり、1年生にランドセルのしまい方や名札の付け方などを丁寧に教えました。1年生もとても嬉しそうで、1年生担任からも「6年生のおかげで、大事な朝のスタートをスムーズに切ることができてとても助かります」と感謝されています。
 2日間取り組む中で、「1年生は10名で、6年生は22名だから、せっかく1年生のお世話に行っても、やることがない人が出る」という課題に気づき、クラスで作戦会議を開きました。その中で、「登校バスごとに2チームに分かれ、日で交代して1年生のお世話をする」ということに決まり、早速12日(金)から新たな作戦での活動を開始しました。うまくいかないことを直視し、話し合って改善を図ろうとする姿勢、とても頼もしいです。




2024年04月16日