6年生__

あおぞら No.1

みんなで「Aの道」へ



 4月5日(金)、全員揃っての新年度のスタートを切ることができました。新任式・始業式に出るために体育館に集まってきた子どもたち。何も言われなくても、黙って座り、静かに式の開始を待つ6年生の姿は、「何のためにここに集まったのか」を理解し、式に臨む際の「公のマナー」を体現する姿でした。
 新任式・始業式の後は、養護教諭の嶋田先生から「食物アレルギー」についての話を聞きました。背筋を伸ばし微動だにせずに話を聞く姿勢から、話の内容をしっかりと自分事として捉えて聞く「思いやりの聞き方」ができる子どもたちだなと感心しました。



 「Aの道」とは、大変なことはあるけれど、それを乗り越えて成長へと向かう道のことです。一方の「Bの道」とは、のんびりダラダラと過ごせるけれど、何も成長しない道です。「皆さんはどちらの道を進みたいですか?」と問うたところ、全員が「Aの道」を選択しました。満場一致の、成長へ向けての決意表明です。
 これから始まる一年間が、これまでの小学校生活5年間と違うのは、「最高学年」であるということです。今日から始まる一つ一つの活動が「最高学年としての」活動であり、「小学校最後の」活動となります。そして3月には卒業証書授与式を迎えます。「一年後の卒業式の時に周りから言われたい言葉」についても、子どもたちと考えました。「ありがとう」「頑張ったね」「今までの経験を生かして中学校でも頑張ってね」「これからも応援しているよ」などと言われるような卒業式にしたい。そんな卒業式を迎えるために、困難を乗り越えながら成長し続ける一年間にしたい。子どもたちみんなで、学級のゴールイメージを選択・共有した大切な一日となりました。




2024年04月16日